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お知らせ

ホントの英語 出版のご案内

ホントの英語 出版のご案内

この度 弊社にて 掲題のホントの英語という本を出版いたしました。

著者の佐香 武彦氏は岩手県宮古市に在住する方ですが、英検の検定委員を20年も務めて、
日本人が同じ誤答を繰り返すことに辟易しました。
英語表現について日本人がいかに多くの誤認識、誤表現を行っているかを数多の実例に即して解説しています。
佐香氏によれば間違った表現、実に1000種類とか。日本人は翻訳の天才ともいわれ、明治維新後の洋風化のなかで様々な英語の和製化が行われました。その豊富さ、大胆さはユーモラスでもありますが、本ものの英語使いからみたら笑いものになりかねません。
和製英語とホントの英語のギャップの大きさにはびっくりです。
2020年の東京オリンピックで多くの外国人が来日する機会に、日本人の珍妙な和製英語をそろそろ正しませんか。

著者:佐香 武彦
発行元:株式会社同人社 
  お問い合わせ:大渡 肇(電話03 6440 0313/メール dojinsha.info@gmail.com)


和製英語の実例 ほんの一部(*無断引用をお断りいたします*)
〇アイマスク
この言葉はとても分り易いが、やはり和製語である。英語では blindfold と言う。動詞にはwear や put を使う。

〇アットマーク
at sign または at symbol と言えば良いと言われている。「アットマーク」は和製語。 @の記号は at とだけ言えば良く、「アットマーク」と言うと mark と誤解されるとか。

〇裏話
これは inside story と言う。「裏」に惑わされないことが肝要。

〇Aクラス
恐らくこれも和製だろう。彼らは top group としか言わないようだ。

〇円高や円安
high も low も使わない。strong yen とか weak yen などのように“strong”と“weak”を使う。「高低」などではなく「強弱」だということである。
余談だが、コーヒーの「濃い・薄い」にも strong とweak を使う。

〇OBやOG
日本では同窓生・卒業生の意でOBとかOGなどと言っているが、英語では使わない。
ともあれ「同窓生」なら alumni で、「卒業生」なら graduate である。
◎ ゴルフのOBは out of bounds。

〇コース
水泳プールの“lane”は、つい最近まで「コース」と言われていたが、英語では水泳競技と陸上競技には lane が使われる。有り難いことに鈴木大地氏が水泳連盟の会長に就いた途端、お願いしたら即座に改められた。お陰で最近はlane と言われており、外国を行き来している水泳選手が、当たり前のように、堂々と lane と言っているのを聞くと嬉しくなる。鈴木大地スポーツ庁長官の英断に感謝し敬意を表している。

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