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「井月現る(せいげつあらわる) 伊那の放浪俳人」について
■ 「井月現る(せいげつあらわる)」
〜伊那の放浪俳人〜の書籍情報
井月現る(せいげつあらわる) 著者:今泉恂之介 定価:本体価格1600円+消費税 判型:四六判 244ページ 発行:2014年8月 ISBN:978-4-904150-07-8 発行人:大渡 肇 発行所:株式会社 同人社 |
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目 次 |
口絵 序章 井月が復活するまで 宗匠はスターだった/伊那に現われた井月/正岡子規の登場/「井月の句集」発刊/井月研究に新たな展開第一章 伊那谷に現れた侍 深編笠を被って/「三部集」の出版/「空白の百年間」の情報も/蕉風を我がものに/わが神・芭蕉第二章 二つの序文 下島勲の播いた種/壮年時代の姿は/高遠藩家老による序文/知音の数に加はり/大隈重信に似た顔/井月、入道の姿となる第三章 京都の宗匠たち 激動の時代に生きる/格上の宗匠二人/松山の元藩士・内海淡節/佐幕派に暗殺された俳人/インターネットによる収穫/天竜川の治水に尽くした俳人/幕末の信濃第四章 五律という俳人 教育長の意外な話/漢字ばかりが並ぶ句/井月と五律の関係は/評伝「俳人五律」に出会う第五章 二人の接点 講演・シンポに発展/五律、伊那を出る/井月と五律の関係/淡節、五律らの連句/多数の俳号が一致/小さな窓の内側第六章 大江戸の雰囲気 宗匠たちの不出来な句/俳諧教林盟社への誘い/喧嘩好き、吝嗇家も/僧侶や妓楼主人からも/六人の画像があった/いい句を拾えばそれなりに第七章 尾張に蕉風王国 鳴海は芭蕉ゆかりの地/根気と執念の成果/町人グループと会う/荷風の曾祖父のこと/芭蕉と下里知足/芭蕉の句碑、千鳥の碑/尾張俳句のレベル第八章 春ばかりの謎 出発は新年のうちか/巻末に時鳥の句/宗匠・五律の「立机集」/北越と諏訪の句/伊那の人々第九章 象潟へ行ったのだろうか 須賀川の多代女/二本松まで北上/俳句の真実と虚構/象潟の合歓の花/大震災で湖が消えた第十章 四徳の物語 小冊子「まし水」のこと/小さな集落まで/人は住んでいない/深酒の結果が/普通の人々の句/四徳のその後第十一章 老いても祐筆 親友と連作を競う/六波羅霞松という人物/立ちそこね帰り後れて/せんげつが来た第十二章 「余波の水くき」 塩原家に入籍/寉の声聞く霞かな/火山峠/芭蕉の背中を追いながら井上井月二百句(NPO法人双牛舎選) 井月年譜 |